2021年11月1日ボトックス, 片頭痛(偏頭痛), 海外ニュース
2021年ノーベル賞(医学)と片頭痛の関係、そしてボトックスは?
日本人以外のノーベル賞の話は、あまりメデイアに出てこないので知らない方も多いかもしれませんが、2021年のノーベル生理学・医学賞は辛さ(カプサイシン)を感じるイオンチャンネル受容体を発見したカリフォルニア大学サンフランシスコ校のジュリアスデビッド教授らに与えられました。
これまで判っていなかった辛さ(カプサイシン)のレセプターはTRPV1と呼ばれ、あまりにも刺激が強いと「痛い」と感じることもわかりました。また、このTRPV1は痛みに関する三叉神経血管モデルにも存在し、脳の表面の血管や、脳を覆う膜にも関連しているようです。これをボトックスなどのボツリヌス菌毒素製剤がその反応を抑え込むことも考えられています。
さらには、圧力の変化を察知する受容体を介して脳内(視床)や脊髄の神経節へのシグナルの伝達にも関与している可能性があります。
これまでよくわかっていなかったボトックスの片頭痛に対する機序が解明されつつあるように感じます。
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