2021年11月8日ヒアルロン酸注射
ヒアルロン酸の合併症について(再考)
ヒアルロン酸注射と失明のリスク
ヒアルロン酸は 、私たちの皮膚やその他の組織にもともと存在する物質で、それを注射できるように製品化して、医薬品として使われています。ほうれい線やマリオネット線あるいは頬やくちびるのボリュームを増大させるのにとても効果的な方法です。
しかし一方で、Tゾーンと言われる部分、すなわち眉間や鼻根部への注入に際しては細心の注意が必要です。この部分は、一つには血管の走行に特徴があり、おでこ中央に行く血管がとくに詰まりやすく、ときには塞栓から組織の壊死へと進行することがあります。また、稀にですが、眼窩内の血管へ逆流し、眼球の栄養血管をもつまらせることがあります。視力、視野の低下やときには失明することも報告されています。
こうした重篤な合併症を防ぐには、注射器を強く押さない、組織に深く刺さないなどの注意事項がありますが、慎重さと経験がポイントかもしれません。
当院では、上記の理由により、Tゾーン付近にヒアルロン酸注射をする際には、視力や視野への影響を事前にインフォームドコンセントで承諾をとってから、慎重に施術を行うようにしています。
治療に関する詳細はコチラをご覧ください。プラザクリニックではアメリカの専門医が丁寧に説明いたします。
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クリニックのご案内infomation
受付時間:9:30 ~ 18:00
休診日:水曜、日曜、祭日
住所:東京都渋谷区広尾5-5-1-4F
アクセス:
東京メトロ 日比谷線「広尾駅」出口2より1分
広尾散歩通り、スターバックス隣り