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ボトックスによる片頭痛(偏頭痛)、頭痛、肩こり治療

*当院でのすべての施術は、アメリカ形成外科専門医で、元UCLAチーフレジデントの当院院長が行います。院長の詳しいプロフィールはこちらをご覧ください。

ボトックスの頭痛治療:2010年FDAにより認可

ボトックスは2010年10月、アメリカFDA(食品医薬品局)より、片頭痛の治療薬として正式に認可されました。 当院の医師は、アメリカで脳外科および神経病理学の専門医過程を修了した関係上、主にアメリカのデータをベースに述べてあります。

ボツリヌス菌の毒素(商品名ボトックス)が美容上の目的で主に顔のしわ、とくに眉間、額、目尻のしわに広く使われているのは、よく知られています。最近では、その使われ方が、さまざまな方面で応用されてきており、例えばえらの張りを縮小したり、ガミースマイル(笑うと歯茎が見える状態)の治療にも用いられています。また顔以外ではわきの多汗症にも使われています。しかし、ボトックスの効用はこれだけではなく、古くは、目の周りの筋肉がぴくぴくとなる状態(眼輪筋痙攣)、小児麻痺あるいはその他の脳損傷後におこる四肢の硬直状態にも用いられてきました。

片頭痛の軽減

2000年ごろより、美容目的で、顔面にボトックスが使われた患者さんの中に、偶然、頑固な片頭痛がよくなったという報告がされるようになってきました。現在、このことに関して、さまざまな仮説が唱えられています。片頭痛は全米で患者の数が、2800万人くらいいるといわれています。男性よりも女性に多くみられ、患者さんの多くは毎日強い内服薬を飲み、なんとか社会生活を営んでいますが、中には副作用で薬が飲めなかったり、仕事ができなかったり、あるいは薬が効かない場合も多々あると言われています。これまでわかっていることは、眉間のしわに関係する筋肉にボトックスを注射した場合、とくに顕著に頭痛軽減の効果が見られるようです。これ以外にも側頭部、後頭部あるいはえらの筋肉への注射でも軽減するケースが報告されています。米国では、50-80%の患者さんにみられるという複数の報告もあります。

ボトックスの頭痛緩和機序:2021年ノーベル賞についても

ではどうしてボトックスが片頭痛に効くのでしょうか?今言われていることは3つほどあります。1つは、トリガー・ポイント(Trigger Point)といって、眉間の筋肉にピンチされた三叉神経(感覚神経)の末端が、ボトックスによってリラックスするためと言う説。2つ目は、痛みの神経の末端に作用して緩和するという説、そして最後に、注射部位から逆行性に脳内の神経に影響を及ぼして、痛みをコントロールすると言う説などです。しかし、本当のメカニズムは、まだよくわかっていません。ただ、頭痛の患者さんにとっては朗報で、少量のボトックス治療で、6ヶ月間くらい頭痛が押さえられるかもしれないという、新しい治療オプションができたということです。

日本人以外のノーベル賞の話は、あまりメデイアに出てこないので知らない方も多いかもしれませんが、2021年のノーベル生理学・医学賞は辛さ(カプサイシン)を感じるイオンチャンネル受容体を発見したカリフォルニア大学サンフランシスコ校のジュリアスデビッド教授らに与えられました。

これまで判っていなかった辛さ(カプサイシン)のレセプターはTRPV1と呼ばれ、あまりにも刺激が強いと「痛い」と感じることもわかりました。また、このTRPV1は痛みに関する三叉神経血管モデルにも存在し、脳の表面の血管や、脳を覆う膜にも関連しているようです。これをボトックスなどのボツリヌス菌毒素製剤がその反応を抑え込むことも考えられています。

さらには、圧力の変化を察知する受容体を介して脳内(視床)や脊髄の神経節へのシグナルの伝達にも関与している可能性があります。

これまでよくわかっていなかったボトックスの片頭痛に対する機序が解明されつつあるように感じます。

ボトックス治療は筋緊張性の頭痛や頑固な肩こりにも、その緊張部位へ注射することで効果をみせます。また、歯ぎしりや顎関節症が原因の場合、必要ならあごのかみ締める筋肉の一部をボトックスで緩めることで、症状を緩和することができます。半年間くらい効果があります。

ボトックスによる片頭痛(偏頭痛)、頭痛、肩こり治療:22,000円~

*当院の医師はアメリカ形成外科専門医であると同時に、アメリカ神経病理学専門医であり、過去にはアメリカの大学病院で脳外科のチーフレジデントも修了しました。頭痛外来はこうしたバックグランドに基づいて併設しております。

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院長:ロバート・カツヒロ クレ

アメリカ形成外科専門医
UCLA形成外科修了
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