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片頭痛(偏頭痛)治療、頭痛外来に関するよくある質問(FAQ)

*当院でのすべての施術は、アメリカ形成外科専門医で、元UCLAチーフレジデントの当院院長が行います。院長の詳しいプロフィールはこちらをご覧ください。

Q. 片頭痛と頭痛の違いは何ですか?
A.
片頭痛は特徴的な症状(前兆、吐き気、視覚聴覚症状など)を伴うもので、ほかに原因と考えられる脳神経疾患が存在しないものです。いわゆる頭痛の中で一番多くみられるものは緊張型頭痛で、頭の後ろの方から、なんとなく重いとか、つっぱるとかいう表現で示されるものから、明らかに痛みが走る感じのものまであります。肩こりを伴うこともよくあります。頭痛のないときでも、指で抑えると、痛みのポイントがある患者さんもたくさんいます。また、後頭部でなく側頭部に痛みがある場合もあります。片頭痛、緊張性頭痛はともに機能性頭痛といわれるものですが、共存する場合もあります。他にもストレス、精神的なもの、公害、薬の副作用などで起こる頭痛もあります。この他、症候性頭痛といわれるものがあります。これは例えば脳腫瘍があったり、脳の中に水がたまったり、脳に感染や炎症があって頑固な頭痛が起こるのですが、まず神経の専門医によく診察してもらい、適切な検査をして、そうした重篤な他に頭痛を起こす状態を除外してもらう必要があります。

Q. 頭痛外来を受診する場合の、費用の目安を教えて下さい。
A.初診登録料が3000円(初回のみ)、ボトックス治療は2万1千円から。

Q. 片頭痛は完治させることができるのでしょうか?
A.
現時点では、治療効果の程度は個人差がありますが、既存の治療(治療薬)、ボトックス、生活習慣の改善により、顕著な効果を得る患者さんはたくさんいらっしゃいます。

Q. 頭痛とストレスは関係ありますか?
A.
片頭痛、緊張性頭痛ともにストレスと関係あります。とくに、後者では職場環境などの改善でストレスを少なくすることで、症状を緩和できることがしばしばあります。

Q. 片頭痛に対して、薬以外の自分でできる対処法があれば教えて下さい。
A.
頭痛予防に効くものとして、ビタミンB2、マグネシウムなどのサプリメントがあります。ビタミンB2やマグネシウムは食品にも多く含まれているものがあります(ビタミンB2:豆腐、納豆、レバー、うなぎ、乳製品、緑色野采など、マグネシウム:豆類、海藻類、録黄色野菜など)。 急に発作が来て、薬がない場合、暗くて静かな部屋で横になるとよいです。また、氷のうや濡れタオルで冷やしてみます。こめかみや頭の後ろを押さえたり(ツボ療法)、仮眠を取るのも効果的。緑茶やコーヒーも治療薬になり得ますが、個人差があります。

Q. 市販の頭痛薬をずっと服用しており、効果は実感できるのですが、このまま続けても良いのでしょうか?
A.
市販の薬でコントロールできる程度の頭痛であり、とくに副作用がでていないのでしたら問題ないと思いますが、服薬が長期にわたる場合、一度、頭痛を専門とする医療機関で診察、検査を受けられることをお勧めします。処方箋薬の方がより良いコントロールを得られることも多いですし、検査で他の異常が見つかることもあります。

Q. 生理前になると頭痛が激しくなりますが、生理と頭痛は関係あるのでしょうか?
A.
生理が近づくと、エストロゲンという女性ホルモンが急激に減少し、それが頭痛を起こすことがあります。エストロゲンは生理前に上昇、減少という変動をきたします。このホルモンの変化が脳を興奮状態にし、血管拡張物質が三叉神経から放出されます。その結果血管が拡張し、炎症に類似した状態がおこり、これが頭痛の原因になります。またエストロゲンの変化とセロトニンの減少の関連性も言われております。

Q. 最近、頭痛の痛みが激しく、脳内に問題があるのではないかと心配なのですが、これも頭痛外来で診察できますか?
A.
いわゆる頭痛の中には、脳や脳内の血管に異常があって激しい痛みを示すものもあります。したがって、市販の頭痛薬で治療できない程度の痛みが続く場合、いちど脳神経外科や神経内科で詳しい検査を受けられることをお勧めします。検査の結果、器質的な原因がないと分かった場合、薬物療法を受けることができます。

Q. 頭痛は遺伝しますか?
A.
片頭痛は遺伝が関係します。とくに前兆のあるタイプは、母親が片頭痛である場合、子供が片頭痛になる確率が半数以上にものぼるといわれます。前兆とは、頭痛が起きる前に「光がチカチカする」「手がしびれる」「言葉がうまく発音できない」といった症状で、、「だるい」「疲れる」等というのは予兆と呼ばれ、前兆とは区別しています。また、遺伝とは別に、ある家族が頭痛になりやすい生活環境で暮らしているうちに何人かが頭痛持ちになっていく場合もあります。この場合には食事や生活習慣を変えることで改善できます。遺伝だけでなく、生活習慣や環境も影響を与えます。

Q. 片頭痛は若い女性に多いと聞きましたが、本当でしょうか?
A.
片頭痛患者の10人のうち8人くらいが女性で、母親から娘へと遺伝していく例が大半です。よくはわかっていませんが、女性ホルモンが影響しているのではないかといわれています。月経時やその前後に頭痛がひどくなり、妊娠すると頭痛が起こらなくなったという例もあります。男性にも片頭痛は発症しますが、緊張型頭痛と診断されてしまうことがままあります。

Q. チーズを食べると痛みが増すと聞きましたが、本当でしょうか?
A.
チーズやチョコレートを食べると頭痛が起こるような気がする場合は試しに1ヵ月くらい食べずにいて、その期間に頭痛が減るかどうか、また少し食べてみて起こるかどうか観察してみましょう。日記をつけてみるのもよいです。1ヶ月くらいさかのぼって、どういうものを食べた日に頭痛がよく起こるか、自分なりに解析することで、関連を見つけられる時もあります。

Q. 片頭痛は大人になってから発症するものですか?
A.
子供にも頭痛はあります。その代表的なものは、片頭痛と緊張型頭痛です。子供と大人ではその症状や治療方法が少し異なります。

Q. 片頭痛と喫煙は関係ありますか?
A.
喫煙が誘因となり頭痛の発作が起こるケースは少なくありません。煙が刺激して発作が起きたり症状がひどくなるケースがあります。発作が起きている最中であれば吸ってはいけません。頭痛と喫煙の因果関係は医学的に解明されていませんが、止めたほうがよいと思います。

Q. 片頭痛とアルコールは関係ありますか?
A.
アルコールは頭痛によくないことが知られていますが、種類と飲む量を少しずつ試してみて、自分に適したお酒の種類と量を知ってください。

ボトックスによる片頭痛(偏頭痛)治療:22,000円~

*当院の医師はアメリカ形成外科専門医であると同時に、アメリカ神経病理学専門医であり、過去にはアメリカの大学病院で脳外科のチーフレジデントも修了しました。頭痛外来はこうしたバックグランドに基づいて併設しております。

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院長:ロバート・カツヒロ クレ

アメリカ形成外科専門医
UCLA形成外科修了
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